合格率が5%アップするX線作業主任者の試験当日の過ごし方
ほとんどの人は気にしていませんが、試験当日の過ごし方はとても重要です。
試験当日の過ごし方について、ある程度計画を立てておけば、試験当日にイレギュラーなことがあっても慌てなくて済みますし、合格率もアップすると考えています。
それでは、合格を確実なものにするために、X線作業主任者の試験当日の過ごし方についてお伝えします。
(注意)2021年6月に実施する試験から、開始時刻が変更になり、全科目4時間通して実施されます。
いつも通り起きる
いつも仕事に行くときと同じように早く起きましょう。もし、受験地が遠方の場合は、いつもより早く起きなければなりません。
早く起きるためには、夜更かしして勉強せずに、いつも通り寝てくださいね。
前日までに覚えたことは、寝ることによって記憶に定着します。睡眠時間を削るのは、記憶の定着を妨げる行為と同じです。
また、寝不足になると、勘が働かなくなることも科学的にわかっています。
しかし、前日までに勉強が終わっていないという場合もあるでしょう。そんなときは、朝早く起きてから勉強すると良いでしょう。
試験開始まで勉強する
移動時間や会場での待ち時間にも勉強しましょう。ただし、試験当日は時間が限られているため、闇雲に勉強すればよいわけではありません。
X線作業主任者の試験は、基本的に午前2時間で2科目、午後2時間で2科目が実施されます。
まずは、午前の2科目について勉強を行います。試験直前に勉強する内容は、次の2つです。
出題頻度の高い内容
試験によく出る内容はある程度決まっています。
そのような定番の問題を確実に得点できるように、知識の最終確認を行うのです。
ちなみに、出題頻度については、弊社の教材であればすべて網羅しています。
今までよく間違えた内容
問題集を行った中で、今までによく間違えた問題がいくつかあるはずです。
試験で同じ間違いを繰り返さないように、再度見直しを行っておきましょう。
それから、もし2人以上で受験する場合も、試験直前の勉強は1人で淡々と行うのが効率的です。
試験が始まったらまずやること
X線作業主任者の試験では、問題用紙に文字を書き込んで良いことになっています。
試験が始まったら、問題を解く前に、問題用紙に大切な計算公式やゴロ合わせを記入します。こうすることで、ド忘れのリスクが低下しますし、気持ちに余裕ができます。
記入する分量としては、本当に大切だと思う計算公式2~3つ、ゴロ合わせ2~3つくらいで十分でしょう。
お昼ご飯は「すぐに」「腹八分目」
午前の試験が終わったら、午後の試験に備えてお昼ご飯を食べましょう。食べるタイミングは、午前の試験が終わったらすぐに食べます。
ご飯を食べると、消化器の血流が増加し、脳の血流が減少します。そして、頭がボーッとしたり、眠くなったりします。ですから、早めにお昼ご飯を食べて、午後の試験に備えるのです。
また、お腹一杯食べてしまうのはよくありません。それだけ、消化に時間が掛かってしまうからです。
お昼ご飯は、すぐに、腹八分目で摂りましょう。
午後の試験開始まで勉強する
食事を終えたら、午後の2科目について、試験が始まるまでの間に勉強しましょう。
このとき勉強する内容は前述した通り「出題頻度の高い内容」「今までよく間違えた内容」です。
まとめ
いかがでしょうか。
上記で説明した内容は、私が受験したときの計画で、今まで数千人の受講者様にもお伝えしてきています。
これからエックス線試験を受ける人は、当日のスケジュールの参考にしてみてください。何も計画せずに試験に臨むより、きっと合格率がアップしますよ。
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