東京でエックス線作業主任者の講習会を開催
東京でエックス線作業主任者の講習会を開催しています。場所は葛飾区にある会議施設です。
東京駅からは、電車で30ほど分で着きます。駅から徒歩5分の位置なので、アクセスは良いでしょう。
講習会の日程は、試験日の1か月半ほど前に設定していますので、講習を受ければ、本試験に間に合います。
講習会のクオリティを上げるために、定員15名の少人数制で行っています。満席になる前に、お早目にお申込みいただければ幸いです。
東京講習会の詳細は、下記リンクからご覧ください。
もし、講習会の日程が合わないという場合は、通信講座や個別指導などもご用意しておりますのでご検討ください。
試験は東京ではありません。
東京都の人がエックス線作業主任者の試験を受ける場合、千葉県市原市にある「関東安全衛生技術センター」に行くことがほとんどでしょう。
東京駅からだと、JR五井駅まで行き、そこからバスかタクシーで15分~20分で到着します。トータルで東京駅からセンターまで、1時間15分くらいはかかりますね。
また、一部の都道府県では、年に1回、出張試験が行われますが、東京都内で試験は行われません。関東地方で年1回の出張試験があるのは、茨城県と山梨県だけです。
受験申し込み方法などの詳細は、試験協会のホームページをご覧ください。
どんな人が東京の講習会に参加してるか?
エックス線作業主任者の講習を始めたのが今から6年前です。何十回と開催する中で、いろんな会社の社員様に参加していただきました。
ここではX線の資格取得のために、どのような会社の人が来られたかを2社だけ紹介します。
バックライトユニットの品質保証にX線。
O社は、バックライトユニットを製造している会社です。
バックライトユニットとは、液晶テレビ、パソコンモニター、スマホ画面に使われる照明装置のことです。これらの製品のディスプレイがキレイに明るく表示されるのは、バックライトユニットという照明装置があるからなのです。
こちらの会社では、究極の薄さ、軽さを実現し、曲面ディスプレイにも対応した製品を作られています。シート状の部品は厚さ数百μmのアクリル板で出来ています。この厚みの測定に、X線が使われるのでしょう。
X線の通り抜けやすさ(透過度)の違いから、非接触で厚みの測定を行うことができます。X線がたくさん通り抜ければそれは薄いとわかりますし、あまり通り抜けなければそれは厚いとわかります。
X線で電子機器に使われる基板の検査。
T社は、電子機器に使われる基板を製造している会社です。
基板は、自動車、カメラ、パソコン、携帯電話などの電子部品として使われています。こちらの会社では、薄くて、小型の基板を取扱っています。
こちらの会社が取り扱っている基板は、電気を通さない基材に、電気をよく通す銅を被せたものです。このとき銅の厚さは非常に薄く、数μmです。
ここにX線を照射すると、銅固有の蛍光X線が発生します。銅の厚みによって、蛍光X線の発生量が増減することになります。発生する銅の蛍光X線の量が多ければ、基板の銅は厚いことになります。
このようにX線は、いろいろな業種で使われています。それに伴い、エックス線作業主任者の必要性も拡大します。
東京の講習会では、X線について基本からご指導いたします。一緒に合格に向けて楽しく頑張りましょう。たくさんの方の参加申し込みをお待ちしています。
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