滋賀からエックス線作業主任者の講習会に参加する
近畿地方でのエックス線作業主任者の試験対策講習会は、大阪で開催しております。
新大阪駅前のビル会議室で行いますので、アクセスがよく、今まで滋賀からもたくさんの人にご参加いただきました。
講習会の日程は、試験日の1か月ほど前に設定していますが、すぐにお席が埋まってしまうこともあります。この講習を受ければ、直近の試験に間に合います。
講習会のクオリティを上げるために、定員15名の少人数制で行っています。満席になった場合、追加募集はいたしませんので、お早目にお申込みいただければ幸いです。
講習会の詳細は、下記からご覧ください。また、2日間連続で休みを取りにくいという場合は、通信講座や個別指導なども提供しておりますのでご検討ください。
滋賀から講習会場へのアクセス
滋賀から講習会の会場までのアクセス方法をご案内いたします。
滋賀の米原であれば、新幹線の駅がありますので、「ひかり」「こだま」に乗車いただき、2駅で新大阪駅に到着です。
所要時間は、35分ほどですので、日帰りの参加が余裕でできますね。
また、自動車でのアクセスは、名神高速道路に乗り、吹田ICで降りて、した道で20分ほど行くと新大阪駅に着きます。
全体の所要時間は、約1時間15分です。ただし、自動車の場合は、駅前で混雑が予想されますので、電車の方が安心です。
どんな人が滋賀から講習会に参加しているのか?
経済産業省が発表している平成25年工業統計表「産業編」データによると、滋賀の主要産業(生産額割合)は「輸送用機械器具製造業」が1位となっています。
「輸送用機械器具製造業」とは、自動車、船舶、航空機、鉄道車両など人や物を乗せて移動する機器のことです。
そんな滋賀からは、どのような会社の人が参加しているのか、2社だけご紹介します。
X線を使って自動車部品を検査
滋賀にあるD社では、自動車を生産しており、部品となるエンジン、トランスミッション、その他自動車に使う各種鋳造製品を製造しています。
ちなみに、トランスミッションとは、歯車や軸でできた部品です。また、鋳造製品とは、鋳型に溶かした金属を流し込んで固めた物です。たとえば、アルミホイールなどは鋳造製品ですね。
自動車部品ですので、これらはすべて金属で出来ています。自動車は約2万個の部品からできていると言われています。
人が運転する乗り物ですので、少しでも部品に欠陥があると、事故につながることがあるかもしれません。
部品に欠陥がないことを検査するために、X線を使用します。X線で製品の内部を透かして見ることで、外からは見えない欠陥を発見するのです。
X線は自動車を利用する私たちの安全を守ってくれているのです。
炭素繊維製品の検査にX線を使う
滋賀のT社は、炭素繊維製品を製造しています。炭素でできた繊維を、積層して、樹脂で固めることで製品となります。
炭素繊維製品は、鉄よりも固く、鉄よりも軽いという性質を持っており、強度を保ちつつ、軽量化が必要な箇所に利用されています。
滋賀の事業所では航空機、自動車、車いす、スポーツ用品の部品を炭素繊維で作っています。たとえば、レーシングカーのボディは、金属よりも軽い炭素繊維でできており、よりスピードが出るようになっています。
これら製品は、穴をあけたり、金属部品と組み合わせたり、加工して利用されることが多いでしょう。
そのような加工部分の炭素繊維の層間に、剥離(はくり)がどれくらい生じているかなど、X線CTを利用して調べることがあります。
外から見えない層間の剥離が大きければ、その部分は強度が低下しますからね。
このようにX線は、様々な企業で利用されているので、これからもエックス線作業主任者は重要な資格になるでしょう。
滋賀からもたくさんの方に、お申込みいただければ幸いです。一緒に合格に向けて頑張りましょう。
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